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年金についてもう少し考えます! 繰り上げ受給と繰り下げ受給について!

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年金について考える

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前々回の記事で将来もらえる予定の年金額に唖然とし、前回の記事で少しでももらえる年金額を増やそうと付加年金に加入することを書きました。そしてまだ他に年金を有利に受給する方法はないのでしょうか?


最近、年金の「繰り上げ受給」「繰り下げ受給」という言葉を耳にする機会が増えたと思います。国民の将来不安から年金についての関心が高まっていて、やれ繰り上げ受給は損だとか、繰り下げ受給が得だとか言われているようです。


この繰り上げ受給、繰り下げ受給はなかなかに奥が深く、真剣に検討するに値します。年金の繰り上げ受給と繰り下げ受給について思うところを少し書いてみます。

年金の繰り上げ受給と繰り下げ受給

現在年金の受給開始年齢は基本65歳からですが、受給開始年齢を60~70歳まで1ヶ月単位で選択することができ、65歳よりも前に年金を受給することを繰り上げ受給、65歳より後に受給することを繰り下げ受給と言います。


繰り上げ受給の場合は、年金受給額が最大30%減額され(60歳0ヶ月受給)、繰り下げ受給の場合は、年金受給額が最大42%増額されます。(70歳0ヶ月受給)


利用状況については、平成27年度のデータになりますが

繰り上げ受給 35.6%
通常の受給  63.1%
繰り下げ受給 1.4%

となっていて、おおよそこの水準で推移しています。


繰り上げ受給を選択する者は3人に1人以上になるのに、繰り下げ受給を選択する者は100人に2人もいません。これは何を意味しているのでしょうか?

そのメリットとデメリット

繰り上げ受給のメリットは、すぐに年金を受け取ることができる、早期に亡くなった場合に本人の受取金額が大きくなることがあります。


繰り上げ受給のデメリットは、一生涯減額された年金額になる(80歳を越えて生きるなら通常の方が年金額が高くなる)、障害基礎年金を請求できない、加給年金・寡婦年金が支給されないなどがあります。


繰り下げ受給のメリットは、一生涯増額された年金額になる、長生きすればするほど本人の受取金額が大きくなることがあります。


繰り下げ受給のデメリットは、早期に亡くなった場合に本人の受取金額が少なくなる、加給年金は増額されないことがあります。

年金は何歳からもらうのが良いのか?

これについては正解はありません。その人の寿命次第ということになるからです。よって繰り上げ受給、通常の受給、繰り下げ受給の選択はその人の考え方しだいということになります。その結果が上に書いた利用状況なのでしょう。


100歳まで生きることが確実なら繰り下げ受給をした方が良いのですが、必ずしも100歳まで生きられるとは限らないし、70歳を前にして亡くなってしまうこともよくある話です。


よって繰り上げ受給、繰り下げ受給にこだわるより、通常の受給で良いので健康で長生きすることの方が年金制度の恩恵を最大限に受けることができると考えます。きれいに元気に年を取って年金をもらい続けたいですね。

年金についてまとめると

毎年一回自分の年金の納付状況を確認します。そして将来もらえる年金額を知ります。ハッキリ言って、年金のみで生きていくということはまず不可能で、あくまで複線化された収入のうちの1つと考えるべきでしょう。


国民年金の月16,490円(現時点)と付加年金の月400円は納めます。フリーターの中には国民年金を免除する人も多いようですが、これからますます年金の徴収は厳しくなっていきます。私は払っていきます。


そして一番重要なことは健康で長生きすることです。寝たきりになって年金をもらっても何の意味もありません。年を取っても元気な状態で年金をもらい、積極的に使って人生を楽しみたいですね。


この先にさらなる年金制度の変更が予想されます。通常の年金受給資格が70歳からとか、年金支給額の引き下げとかが実現していきそうな流れです。よってこれからも引き続き年金について注意を払っていく必要があります。