トヨタ産業技術記念館 繊維機械館
トヨタ産業技術記念館は、近代日本の発展を支えた基幹産業の一つである繊維機械と、現代を開拓し続ける自動車の技術の変遷を紹介します。
「研究と創造の精神」と「モノづくり」の大切さを本物の機械の動態展示と多彩な実演を通じて伝えています。
トヨタ産業技術記念館へのアクセス
なごや観光ルートバス・メーグル「トヨタ産業技術記念館」下車、徒歩1分。
各線名古屋駅より徒歩25分、タクシー5分。
環状織機
「研究と創造の精神」と伝える当館のシンボル。
繊維機械館
糸紡ぎの基本についてガイドが説明、実演。
ガラ織機の説明、実演。
G型自動織機の集団運転についての説明。
この後実演したのですが、音・迫力が凄かったです。
粗紡機の実演中。
リング精紡機の実演中。
豊田式木製人力織機のガイドによる実演。
豊田式汽力織機の実演。
津田駒レピア織機 FR001型(1990年)
ガイドの説明中、この後実演。
豊田エアジェットルーム JAT810-E型(2013年)
現代の機械で実演中です。省エネ、汎用性に優れ、ガーゼタオルから厚地のバスマットまで、幅広い分野のタオルを高速で織り上げます。
豊田ウォータージェット織機 LWT810型(2016年)
実演中。
豊田エアジェットルーム JAT710-J型(2006年)
実演中。複雑な柄織物を織るためジャカード装置が付いています。私を含め見学者の皆が出来栄えに感心していました。
全体を見る
このように多くの機会が並んでいます。
1つ1つはとても紹介できません。
繊維機械館を出ます。
蒸気機関
大正3年(1914)に設置されたものと同時代の蒸気機関。
実演でその動きを見ることができます。
テクノランド
繊維機械と自動車に関係したオリジナル遊具で楽しく学べます。幼児向けのキッズコーナーやこどもライブラリーも併設しています。
感想
トヨタ自動車の母体が豊田自動織機というのは良く知られていますが、その当時にどのような機械があってどうのように動いていたかを、ガイドの説明と実演を通して学ぶことができます。
それだけではなく、糸紡ぎの基本から各時代の織機機械の展示、最新の機械の展示によって、繊維業の発展の歴史を総合的に学べるようになっています。学生時代に教科書で見た産業革命期の機械が展示されてました。
自動車館と合わせて一回来て終わりというのではなく、定期的に何度も訪れて理解を深めていく場所だと思います。実際私もそうしているし、毎回新しい発見があって飽きることがありません。
皆さんもぜひここを訪れてみて下さい。