玄品ふぐ 名古屋錦本町の関
とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」。
熟練された職人が新鮮なふぐを調理します。だから安心、そして美味しい。お刺身で、焼いて、お鍋で、いろいろな調理方法で楽しめるふぐ専門店「玄品ふぐ」。
ふぐの王様とらふぐを一年中水槽で泳がせていて、季節を問わず同じ状態で提供することができます。他の材料にもこだわりをもっており、最高の品質のものを提供します。
玄品ふぐ 名古屋錦本町の関へのアクセス
ふぐ論考
日本におけるふぐの歴史は古く、縄文時代(約1万年前)のふぐの骨が出土されており、この頃から食されていたと考えられています。
安土桃山時代には、ふぐを食して命を落とす武士も多く、ふぐ毒によって死亡するのを防ぐために武将の豊臣秀吉が「河豚食用禁止令」を発布しました。
その後明治時代になり、伊藤博文総理大臣がふぐの美味しさに感嘆し、働きかけたことによりふぐ食が解禁となりました。 1940年代から、山口県や大阪府を中心に高級ふぐ料理が定着し、フルコースが全国的に普及し定着しました。
とらふぐ
とらふぐの魅力は、美味しさはもちろん、半透明の美しい身の色、シコシコした歯ごたえ、淡白でしかも旨味の詰まった味わいです。ふぐは「福」を呼ぶ縁起物として、接待やお祝い、宴会、お正月にも食され、日本酒にもよく合います。
日本で食用と認められている22種類のふぐのうち、最も高級品とされている"とらふぐ" を、より美味しい状態で提供するために、「玄品ふぐ」独自の技術は、国際特許を得ています。
ちなみに愛知県は日本で1、2位を争う天然とらふぐの水揚げ量を誇ります。近年の海流の変化に伴い、渥美半島の沖合が天然とらふぐの好漁場になっています。
てっさとてっちり
てっさとは、ふぐの刺身。ふぐ刺し。
てっちりとは、ふぐのちり鍋。ふぐちり。
ふぐには猛毒があり「当たると死ぬ」ので、鉄砲という異名があります。
よって、「てっぽう」の刺身が、「てっさ」
「てっぽう」のちり鍋が、「てっちり」となります。
ついついふぐ論考が長くなってしまいましたw
料理へ行きます。
玄コース
右 突き出しの湯引き
左 てっさ
湯を沸かします。
てっちりの具材がきました。
てっちりです。
おいしそうですね。
雑炊の材料です。
米を入れ、おだし・お塩をいれて味見をします。
玉子とネギをいれて完成です。
完成品はこのようになります。
茶碗によそって好みで海苔を入れます。
漬物と合わせていただきます。
デザートはゆずのシャーベットでした。
これでコース終了です、ごちそうさまでした。
株主優待
関門海の株主優待券を使用しました。
1枚で玄コース(4298円)を1回いただけます。
感想
私は普段の生活でふぐを食べる機会はほとんどないのですが、この関門海の株主優待を利用してふぐ料理を食べることにしています。
ただこの関門海は大人気だった株主優待を一度廃止、株主を絶望させたその後にまた再開したという訳アリの銘柄であり、購入には注意が必要ですw まあ、私は構わず保有し続ける予定ですが。
ふぐ料理と言ったら高級料亭をイメージしますが、このお店では比較的リーズナブルにふぐ料理を楽しむことができます。私のようなふぐ初心者にぴったりのありがたいお店です。