2018年6月第4週
何気ない日々が続いています。ある程度のライン停止を除いて生産も順調、人員も適性であるため多くの負荷もありません。最近何となくですが期間工を続けることに意義を見出せなくなっています。そろそろ終わりになるのでしょうか。
フロア全体を見ると、残業上限540時間を意識して人員配置や生産が行われています。ある月で残業60時間をやったら別の月で残業を30時間にする、という調整が行われています。残業でバリバリ稼ぐというのは過去の話になるのでしょうか。
さて、今週の月曜日大坂府北部で大きな地震がありました。パナソニックやダイハツなどが工場停止となり、その他にも大きな被害が出ています。これは決して他人事ではありません、今回は地震について書いてみます。
防災訓練
私は2010年の秋にデンソーに初赴任したのですが、ちょうど寮や製作所で防災訓練が行われていました。「東海地方に30年以内に大地震が来る確率が80%」みたいな言い方で、地震を想定した訓練をしました。
それから毎年この季節に防災訓練を行っています。せめて自分が住む寮や製作所の避難経路、避難場所は理解しておきたいところです。万が一のことが起こってからでは遅いのですから。
東日本大震災
2011年3月11日に発生したのが東日本大震災です。私は昼勤務でしたが工場全体が大きく揺れ、休憩時間に班長が「これは大変なことになった」と言い、部屋でニュースを見るとお馴染みのあの光景です。
生産は急減。夜勤の人数を3分の1にして昼勤に人を集める。昼勤では有休・公休で休ませる、という対応をしました。私も日給の90%保証の公休で休んだことをよく覚えています。
熊本地震
2016年4月14日に発生したのが熊本地震です。最初職場では「そこまで影響はない」みたいな話をしていたのですが、トヨタ系を中心に工場停止が相次ぎました。
私の部署では海外向け製品が多く、そこまでの影響はなかったのですが、トヨタ向けをメインにしている部署だと1週間の休み(有給・公休)があったようです。
今後について
次は東海地方と言われながら、東海地方ではなく東日本、九州、関西と大きな地震が起こっています。ただ東海地方で地震が起こらないということはなく、いずれ「南海トラフ地震」のような巨大地震が発生するはずです。
これからも東海地方の期間工は、いつでも巨大地震が起こりうることを理解しなくてはなりません。私自身もリタイア後は東京へ行く予定ですが、災害事情を考慮して住む地域を選ぶ必要がありそうです。